委託事業

<2019年>委託事業

手づくり甲冑教室

大河ドラマ「麒麟がくる」の放映決定を受け、光秀公ゆかりの亀岡市で、市民自らが光秀公の生きた時代に思いを馳せながら自身の甲冑を製作することで、文化意識の向上及び、光秀公ゆかりの亀岡を深く理解し、それぞれの参加者が自ら作った甲冑を着用、PRし、市内機運の盛り上がりを創出してもらうため「手づくり甲冑の会」が、製作指導に当る。

大人用手づくり甲冑教室 (15名)

講習日:2019年7月28日~12月24日まで (計7回、他、臨時指導日数回)

大人用手づくり甲冑教室大人用手づくり甲冑教室

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子供用かめまる兜(陣羽織つき)(15名)

講習日:2019年8月4日(日)1回

今後、亀岡手づくり甲冑の会行事に参加いただく予定をしています。

子供用かめまる兜(陣羽織つき)(15名)

手づくり甲冑等製作業務

1展示用甲冑 光秀モデルの制作2領

「明智光秀公はどんな軍装で老ノ坂を下ったか? 」

光秀公着用の甲冑は現存しません。(伝と呼ばれるもの少々有り)
亀岡手づくり甲冑の会は、大河ドラマ「麒麟がくる」亀岡市実行委員会の委託を受けて、壱・弐2領(2種類)の明智光秀公甲冑を推測製作しました。

明智光秀甲冑「壱」

光秀公への願いや想いなどの先入観によって戦国甲冑が抽象的に美化され、虚飾かされることを排除し、光秀公が生きた時代の歴史的考証を踏まえ、現役甲冑師からのアドバイス等を参考に、光秀公が着用したであろう戦国甲冑を推測製作した。

戦国の時代の多くの武将がそうであったように、本甲冑も、機能が最優先された質実剛健の甲冑です。材料のほとんどは厚紙です。

明智光秀甲冑「弐」

光秀公が織田信長の筆頭の宿老として、また公家との橋渡し、文化人としての身分的証明の上で、質実剛健一本では実際には難しかったのではないか?采配を振る大将としての見分けの上からも少し色合いをつけ製作してみた。

厚紙に樹脂加工をし、人口漆で仕上げた。篭手の鎖はアルミ針金を切り輪に曲げ、鎖編み等に4ヶ月掛かかった。

2甲冑着用体験用甲冑等の制作

その他着用体験用甲冑3領、子供体験用甲冑3領、かめまる兜と陣羽織3個、模造刀3個、模造火縄銃2個(クラッカー装着型)を製作。「ドラマ館」等で展示予定。

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